番町麹町界隈『わがまち人物館』
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将来を嘱望された建築家

滝大吉(たき だいきち)  1861-1902
滝大吉
滝大吉が工事管理した浅草の凌雲閣(通称十二階)

滝大吉は、廉太郎の父の兄吉彰の子であり、父が早世したことから廉太郎らとともに育つ。工部大学校の第6期卒業生であり、明治23年にイギリス人建築家バルトンのもとで工事管理を行った建物が、浅草公園に建てられた有名な十二階建ての凌雲閣である。

日本で最初に建築設計事務所を開設し、 明治32年の日本建築学会においては辰野金吾が会長の時、副会長を務めたほど将来を嘱望された建築家であったが、廉太郎の死の直前に脳溢血により41歳で早世してしまう。

ジャンル 建築家
ゆかりの地(旧) 上二番町
ゆかりの地(現) 一番町6番地

 ※ゆかりの地での(旧)は旧地番を表記し、(現)とはその場所の現行地番を示しています。
     また、現行地番からのリンク先(既成地図ソフト利用)は、あくまでも「その周辺」とご理解ください。

 

参考文献:


千代田区麹町出張所地区連合町会・地域コミュニティ活性化事業実行委員会