洒脱な語り口で元祖タレント教授として人気のあった奥野信太郎は、慶大教授で中国文学者として知られているが、随筆家として作家としても才能を発揮した。明治32年、麹町区紀尾井町3番地(現:紀尾井町3)に生まれた。母は幕末の志士橋本左内の弟で陸軍軍医総監だった橋本綱常の長女。幼い時、山元町三丁目4番地(現:麹町四丁目3)および平河町六丁目2番地(現:平河町二丁目4)に移転。番町小学校卒業。慶應大学在学中から「三田文学」で中国文学を語り、卒業と同時に同校講師となる。以後、中国文学の研究と小説、随筆を執筆。
ジャンル | 文学者 |
ゆかりの地(旧) | 山元町三丁目4番地 平河町六丁目2番地 |
ゆかりの地(現) | 麹町四丁目3番地 平河町二丁目4番 |
※ゆかりの地での(旧)は旧地番を表記し、(現)とはその場所の現行地番を示しています。
また、現行地番からのリンク先(既成地図ソフト利用)は、あくまでも「その周辺」とご理解ください。
参考文献: