番町麹町界隈『わがまち人物館』
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幕末・明治の外交官として活躍し「幕末外交談」を著す。

田辺太一(たなべ たいち)  1831-1915

明治時代の外交官、元老院議官。儒学者を父に持ち、幕末の頃は幕臣として外交交渉にあたった。慶応3年遣欧使節団の随員としてパリ博覧会に出席。維新後はその実績を買われ外務省高官として活躍(著書に「幕末外交談」がある)。下ニ番町5(現:ニ番町11)に住み、当時は市川団十郎、三遊亭円朝らを自宅に招いて豪華な宴を催すなど万事が派手好みだった。その娘が樋口一葉とともに才媛と謳われ、「薮の鴬」で近代文学史上に名を残す女流小説家田辺(三宅)花圃である。

ジャンル 外交官
ゆかりの地(旧) 下二番町5
ゆかりの地(現) 二番町11番地

 ※ゆかりの地での(旧)は旧地番を表記し、(現)とはその場所の現行地番を示しています。
     また、現行地番からのリンク先(既成地図ソフト利用)は、あくまでも「その周辺」とご理解ください。

 

参考文献:


千代田区麹町出張所地区連合町会・地域コミュニティ活性化事業実行委員会