女流小説家の網野菊は志賀直哉に師事し、リアリズムによる私小説を得意とした。11歳から三番町(現:九段北四丁目)に住み、番町小学校、千代田高等女学校(現:千代田女学園)に通学。日本女子大学英文科卒業。昭和17年から四番町1(現在と同じ)に移り住んだ。「光子」「さくらの花」「ゆれる葦」などの作品には、麹町界隈の当時の庶民生活が丹念に描かれている。
ジャンル | 作家 |
ゆかりの地(旧) | |
ゆかりの地(現) | 四番町1番地 |
※ゆかりの地での(旧)は旧地番を表記し、(現)とはその場所の現行地番を示しています。
また、現行地番からのリンク先(既成地図ソフト利用)は、あくまでも「その周辺」とご理解ください。
参考文献: