大熊喜邦は、大正昭和期の建築家で多くの官庁建築を手がけた。中でも36年に完成した国会議事堂の建設に生涯を捧げた。彼の住んでいた六番町1には、江戸時代末期の切絵図にも「大熊鐸之助」の名が記されているので、江戸時代からの大熊家の所領だった場所と思われる。明治36年東大建築科を卒業し、大正7年に大蔵省臨時建築部に入る。その後、同省建築部門の要職を勤めながら多数の著書を著し、とくに江戸建築研究の草分けとなる。
ジャンル | 設計家 |
ゆかりの地(旧) | |
ゆかりの地(現) | 六番町1番地 |
※ゆかりの地での(旧)は旧地番を表記し、(現)とはその場所の現行地番を示しています。
また、現行地番からのリンク先(既成地図ソフト利用)は、あくまでも「その周辺」とご理解ください。
参考文献: