幕末から明治期に巨万の財をなし大倉財閥を創設した大倉喜八郎(1837-1928)の長男。強引な商売をしたといわれる父とは反対に、学習院からケンブリッジ大学に留学し、近代的な商法を身につけた実業家。大正10年に帝国ホテル社長、13年には大倉組頭取となり大倉財閥の中心となる。芸術分野での後援活動にもさまざまに活躍。戦後、財閥解体で追放の身となるが、追放解除されてからはホテル・オークラ、川奈ホテルなどを経営。高度成長期のレジャーブームに足跡を残した。現在の二番町7に屋敷があった。
ジャンル | 実業家 |
ゆかりの地(旧) | |
ゆかりの地(現) | 二番町7番地 |
※ゆかりの地での(旧)は旧地番を表記し、(現)とはその場所の現行地番を示しています。
また、現行地番からのリンク先(既成地図ソフト利用)は、あくまでも「その周辺」とご理解ください。
参考文献: