天保7年、兵庫生まれの明治時代の啓蒙的な政治学者。佐久間象山らに入門し蘭学を学ぶ。蕃書調所の教官となりドイツ学を研究。
明治維新後は政府へ出仕し、外務大丞などを歴任。福沢諭吉、中村正直らとともに明六社を創立した。早くから立憲政治の啓蒙に努め、東京大学の初代綜理(総長)になるなど教育畑の重鎮としても活躍。元老院議官、帝国大学総長、貴族院議員、男爵、帝国学士院長、枢密顧問官などを歴任。
孫に、戦前戦後に活躍した喜劇俳優の古川ロッパ(1903-1961)がいる。
自宅が上二番町42番地(現:一番町20)にあった。
ジャンル | 政治学者 |
ゆかりの地(旧) | 上二番町42番地 |
ゆかりの地(現) | 一番町20 |
※ゆかりの地での(旧)は旧地番を表記し、(現)とはその場所の現行地番を示しています。
また、現行地番からのリンク先(既成地図ソフト利用)は、あくまでも「その周辺」とご理解ください。
参考文献: