本名は寛(ひろし)。小説家・劇作家として活躍する一方、雑誌「文藝春秋」を創刊して文壇に君臨。一高時代の同級生であった芥川龍之介、久米正雄らとともに第三次「新新潮」の同人となる。小説「忠直卿行状記」「恩讐の彼方に」や戯曲「父帰る」などを発表して新進作家としての地位を固める。またジャーナリスト的な視点から文藝春秋社を設立し、一大出版社に育て上げる。最近テレビドラマ化され評判となった「真珠夫人」は、成功した通俗小説の第1作であった。1926年(大正15)、有島邸の一部を自宅兼文藝春秋社とした。
ジャンル | 作家 |
ゆかりの地(旧) | 下六番町9 |
ゆかりの地(現) | 六番町3番地 |
※ゆかりの地での(旧)は旧地番を表記し、(現)とはその場所の現行地番を示しています。
また、現行地番からのリンク先(既成地図ソフト利用)は、あくまでも「その周辺」とご理解ください。
参考文献: