番町麹町界隈『わがまち人物館』
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戦前は名チェリスト、戦後は洋楽界の名伯楽。

斎藤秀雄(さいとう ひでお)  1902-1974

昭和期のチェリスト、指揮者、音楽教育家。英語の斎藤秀三郎の長男として東京に生まれる。ベルリン、ライプツィヒに留学し、フォイアマンなどの指導を受ける。帰国後はチェリスト、指揮者として活躍。五番町2番地(現:一番町2)の父の家を引き継ぎ、戦後まもなく「子供のための音楽教室」を東京家政学院の教室を借りて始める。これが発展して、現在の桐朋学園大学音楽学部となる。彼の門下から小澤征爾、岩城宏之、堤剛、藤原真理など、現代を代表する名演奏家が次々と誕生した。現在、世界的な実力を誇るサイトウ・キネン・オーケストラは彼の門下生による管弦楽団である。

ジャンル 指揮者
ゆかりの地(旧) 五番町2番地
ゆかりの地(現) 一番町2番地

 ※ゆかりの地での(旧)は旧地番を表記し、(現)とはその場所の現行地番を示しています。
     また、現行地番からのリンク先(既成地図ソフト利用)は、あくまでも「その周辺」とご理解ください。

 

参考文献:


千代田区麹町出張所地区連合町会・地域コミュニティ活性化事業実行委員会