ささきふさは、東京生まれ。大正モダンガールのはしりとしても注目された女流作家。
青山学院英文科を卒業後、婦人矯風会会長のガントレット恒子の秘書となる。大正年間には『葡萄の花』や自らの断髪をテーマにした『断髪』といった作品などで注目される。結婚前までは多くの男性と浮き名を流したことでも有名。中でも恒子の弟で作曲家の山田耕筰とは、一時愛人関係にあったという。
大正14年芥川龍之介の媒酌で佐佐木茂索と結婚したが、戦後まもなく51歳で早世した。本名は佐佐木房子。
ジャンル | 作家 |
ゆかりの地(旧) | |
ゆかりの地(現) | 平河町二丁目 |
※ゆかりの地での(旧)は旧地番を表記し、(現)とはその場所の現行地番を示しています。
また、現行地番からのリンク先(既成地図ソフト利用)は、あくまでも「その周辺」とご理解ください。
参考文献: