大正・昭和期のダダイズムを代表する作家・武林無想庵(1880-1962)は、養子先の武林写真館のあった一番町11(現:三番町5)に5歳から26歳までの間住んでいた。当時写真館は時代の先端を行く職業であった。彼はここから番町小学校に通い、後に尋常中学、一高、東大へと進む。幼友達の小山内薫らと「帝国文学」の編集などに携わり、その後ダダイスト辻潤などの影響でフランスに遊学し放蕩の日々を送った。
ジャンル | 作家 |
ゆかりの地(旧) | 一番町11 |
ゆかりの地(現) | 三番町5番地 |
※ゆかりの地での(旧)は旧地番を表記し、(現)とはその場所の現行地番を示しています。
また、現行地番からのリンク先(既成地図ソフト利用)は、あくまでも「その周辺」とご理解ください。
参考文献: