先ごろ(2004)、生誕100年記念として大規模な回顧展が行なわれた、フランス文学者で日中文化交流にも力を尽くした評論家の中島健蔵も、中六番町(現:四番町)の生まれ。ただし、この回顧展の企画者で中島健蔵を長く研究している石井仁志氏も、細かな場所までは確認できなかったという。ボードレール、ヴァレリーの研究の他に、自伝小説『自画像』がある。陽気で、世話好きで、行動的という性格からか、戦後は日本文芸家協会、日本ペンクラブの再建、日本中国文化交流協会の設立など、多数の団体の中心的な役割をはたした。
ジャンル | 評論家 |
ゆかりの地(旧) | 中六番町 |
ゆかりの地(現) | 四番町 |
※ゆかりの地での(旧)は旧地番を表記し、(現)とはその場所の現行地番を示しています。
また、現行地番からのリンク先(既成地図ソフト利用)は、あくまでも「その周辺」とご理解ください。
参考文献: