劇画にもなった「首切り浅(朝)右衛門」は、浪人の山田家が引き継いだ幕府の「御ためし御用」の家系で、代々その名を受け継ぐ。将軍のための刀剣を管理する腰物奉行から依頼を受けて、刀の切れ味を試すのが仕事であった。刀剣の鑑定だけでなく、実際に人体を斬って切れ味を試すということから「人斬り」とも呼ばれた。江戸切絵図にもその名が記されており、現在の平河町一丁目2あたりと思われる。
ジャンル | 刀剣鑑定士 |
ゆかりの地(旧) | 平川町二丁目 |
ゆかりの地(現) | 平河町1丁目2番 |
※ゆかりの地での(旧)は旧地番を表記し、(現)とはその場所の現行地番を示しています。
また、現行地番からのリンク先(既成地図ソフト利用)は、あくまでも「その周辺」とご理解ください。
参考文献: